FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鉋と砥石

最近の住宅はどんどんプラモデル化しています。
つまりキットが現場に搬入されて
大工さんはそれを組立てるだけで家ができます。
だから、安く早く完成します。

それが証拠に、今の大工さんはノミと鉋を使いません。組立てるだけですから、必要ありません。

電動鋸と、電動釘打ち機で全て家ができます。
もっと言うと、組立てるだけなので
電気ドライバーだけあれば家ができます。

鉋1
今の現場に置いてある大工さんの砥石です。
大工さんが現場に来ると、朝一番にやることが
鉋の刃を砥ぐ事だと、お施主さんが僕に話してくれました。

鉋2
今どき現場で木に鉋を掛けているの見る事も少ないと思いますが
僕の現場では全部無垢の木を使うので、ごく普通の事です
だって新建材には鉋は掛けられませんから。

生産性が悪く、現場も汚れる、大工手間もばかにならない、
こんなの時代遅れと言われるのでしょうか?

いつも言っている事ですが、
どちらが正しい、どちらが間違いではなく、
どちらの方法もあると言う事です。
ただ、世の中の家づくりから、全く鉋仕事がなくなってしまっては困ります。

どちらを選択するかは、
やはり、お客様が決める事なのです。

スポンサーサイト

温故知新

このブログの紹介コメント、
真剣な家づくりの次に書いてあるのが、
古くて新しい家づくりです。

今進んでいる現場にこんなものが立ってました。
温故知新

温故知新
古きをたずねて、新しきを知る。

まさにこの考え方に基づいて
家づくりを行っています。
全くの偶然ですが
自分の現場にこの碑が立っているのも
何かの縁です。

これからも、この気持ちを忘れずに
ひとつひとつ丁寧につくって行きたいと思います。



和風、洋風って何!?

家を計画する時、必ず聞かれるのが
「和風が好きですか?それとも洋風?」
じゃないですか?
いったい和風ってなんでしょうか?
日本瓦を使ってあれば和風?
木がたくさん使ってあれば和風?

和風洋風1
それならこれは、紛れもなく和風

和風洋風2
瓦使ってますけど、これって和風?


和風洋風3
瓦ではありませんが洋風?、木はふんだんに使っていますが、、、
車庫や門扉まで木ですが、、、?

和風洋風4
じゃあこれは紛れもなく洋風?
室内は床も天井もみんな無垢の木ですが?


和風洋風5
とことんいったら
洋風の一言では片付けられないと思うのですが?

ひとつだけはっきりしている事があります。
これらの作品は全て、このブログの主が
設計、デザインしていると言う事です。

お客様の個性が、家のデザインに反映されたら
何々風なんて型にはめても意味ありません。

世界でたったひとつの家ですから。

100年後も残ります

去年の11月に上棟した現場の
上棟前の写真です。

白雲亭上棟1
人の大きさでスケールが判ります。
大黒の通し柱がひときわ目立ちます。

その中になにやら奇妙なものが
白雲亭上棟2
じつはこれ、棟木(家の一番高いところに置かれる梁の事)です。
お施主様が、筆で当日書いてくれました。


白雲亭上棟3
当日このてっぺんにこの棟木が組み込まれました。


それから3ヶ月経ち内部がだいぶ出来てきました。
そして

白雲亭上棟4
ここにあの棟木がはまっています。

白雲亭上棟5
通しの大黒柱も手前に見えます。
なんて書いてあるかというと、
「霜柱、氷の梁に、雪の桁、霧の垂木に、露の葺き草」
だそうです。
つまり水にちなんだものばかりで
これでこの家は火から守られているのだそうです。

これで間違いなく100年は生き続けます。
自分が死んだ後まで。

後世に残るものですから、
恥ずかしい仕事は出来ません。

建築は楽しい

今日は建築模型のお話です。

模型といえば一般的には完成模型ですが、
私は完成模型は必要ないと思っています。
なぜならば、
完成は実物がそこに出来上がるのですから。

模型とはフォルム、プロポーションをデザインするため、
検討するため
にあり
それが決まれば、もう用はなくなります。


ホワイトシルバー模型1


ホワイトシルバー模型3

上と下の違いがわかりますか?

バルコニーの両袖壁を普通に真直ぐなのが上
壁を斜めにカットしたのが下です。

どちらの解答もありですが、
よりビビットでスタイリッシュなのはやはり下ですね。

お客様の個性を反映すれば、私は下を提案、薦めるつもりです。

ホワイトシルバー模型2
視線を目の高さにして見上げると、こんな具合です。

ホワイトシルバー模型4
反対の立面です。



ホワイトシルバー模型5
2階の内観です。
ホワイトシルバー模型6
吹き抜けや、
サイドライトの開口の場所と大きさの検討です。
化粧梁の出てくるところの検討です。
東西にあまり窓がないのに
なぜ明るいのかが、
模型でお客様にも良く判ると思います。

こんな事をやっていると、
直ぐに時間が経ってしまいます。

仕事をしていて、一番楽しいひとときです。

愛(光)燦々と

今日はクイズです。

安住庵光1

これは一体なんでしょうか?
ちょっと簡単かも?

続きを読む

史上最長の面格子

私の建築史上、最も長い木製面格子と
腰壁がほぼ完成しました。

面格子とは外から中が見られないようにする
目隠しのことですが、

白雲亭面格子1

白雲亭面格子2
長いです。

北側なので、ここまでこだわらなくても
良いのでは?と思うでしょうが、
じつは北側が道路なので
このように家の全面が見えます。

白雲亭面格子4

という訳で、思い切りやってみました。
見ごたえは十分あります。

味噌づくり

今、工事中の現場で、お客様のご両親が
自家製味噌をつくっていました。
めずらしいので、アップしてみました。

味噌づくり1
自家製かまどです。

味噌づくり
かなり大きいです。

味噌づくり3
後ろに見えるのが、工事現場です。足場も見えます。
現場で出た残材を焚き付けに使い、かまどに火を点けました。
これで残材も減り一石二鳥です。

今でも、浜北ではこんな風景も見られます。
のどかです。

こだわり紹介します

安住庵のこだわりをいくつか紹介します。
最初はトイレです。

安住庵トイレ4
目的に合わせた棚がしつらえてあります。

安住庵トイレ5
これで壁の汚れを気にしなくて済みます。

洗面脱衣室
安住庵洗面1
洗面の棚も目的に合わせてしつらえました。
洗面カウンターもしつらえました。

玄関ホール
安住庵玄関1
腰掛と靴べら置きです。

WIC
安住庵WIC
ロフト階段は大工さんの手作りです。
以前ブログ「もったいない、もったいない」で登場した暖炉余熱利用ダクトも見えます。

こだわりの一部を紹介しました。
まだまだありますが、今日はこのくらいで止めときます。

ついに、こだわりの家「安住庵」完成

やっとこだわりの家が7ヶ月の歳月を経て完成しました。
「安住庵」(あんじゅあん)と命名しました。
完成写真をアップします。

安住庵外観1
西南から見たところ
外壁は能登ヒバとガイナコート塗壁、濡縁は信州唐松、
屋根はもちろん三州いぶし瓦です。


安住庵外観2
玄関まわり
三和土(たたき)の土間、玄関建具はヒバ材、柱梁垂木は杉です。


安住庵内観1
リビングから和室を見たところ

安住庵内観2
和室からリビングを見たところ

安住庵内観3
ダイニングからキッチン、リビングを見たところ
床は樅の木、柱梁は杉と桧、丸太は地松、壁はガイナコート塗り壁です。
トップライトに障子がはまっています。

家の好みはそれぞれですが、
手間ひま掛けて、時間を掛けて、職人技を使って、丁寧につくる家です。
こんな家づくりもあっても良いのではないかと思います。




プロフィール

MSあるじ

Author:MSあるじ
建築設計事務所の主です

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。